ありちゃんのスイミング

3月から習い始めたスイミング。
今ではくぅちゃんも習い、週一回姉妹で通っている。
 
ママは幼稚園のお迎えから急いで自宅に戻り、
二人を用意させ、すぅちゃんを連れ車でスイミングに
向かう。
週一回とはいえ、とても大変な作業だ。
 
そんな中、もう一つ大変な作業が、泣きじゃくるありちゃんの
送り出しだ。
更衣室に入ると服を脱ぐのを嫌がり、泣きわめく。
これは僕も経験した。
 
本人がやりたくないものをやらせる必要がないと強く思ったが、
プールに入りしばらくするとケロッとして練習に励む…
 
見ているとそこまで嫌でもなさそうだが、泣きわめくありちゃんを
見ると、やめさせる方向に考えが傾く。
 
常に一緒に居て子供の考えが分かり、毎週この体験をしている
ママの意見を聞くとこうだ。
 
①スイミングは健康のためにもやめさせたくない。
 (喘息気味のありちゃんを心配している)
②必ずやってて良かったと思う日が来る。
 本人の為にやらせたい。
③何でも楽な方に逃げるような人間になってほしくない。
 
このママの強い意志が素晴らしく、僕も120%賛成し続ける事になるが、
12月までず~~~っと同じ状態が続いた。
ありちゃんはもちろん、ママの心労も辛かっただろう。
 
しかし、1月からありちゃんはすっかり泣かなくなった。
帰宅すると喜んで泣かなかった報告をするようになり、進級を
目標に頑張っている。
泳ぎの楽しさも分かってきたようだ。
この変化の原因は不明だが、今まで継続して頑張ってきた賜物だ。
 
本当に心の底からうれしい!!
ありちゃん、ママ、あっぱれ!!!!
 
あっ、ちなみにくぅちゃんは全く問題なし。
「ありちゃん、先に行ってるよ~~ん」
泣いてるありちゃんを置いてきぼりにして、スタスタと一人でプールに
向かっている…  大物か??
 
 
 
子育ては試行錯誤の繰り返し、正解は無いというのが良く分かる。
助け舟を出し、得意分野に誘導していくのも必要だが、
時には厳しく叱り、子供の潜在力を導き出すような強い姿勢を
見せる事が重要だと痛感。
 
これからも難題は多いが、答えを教えるのではなく、自ら考え
体験し、答えを導き出す思考力を身につけてほしい。
頑張れママと三姉妹!!!
 
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